Spin×Spin×Spin

皆様こんにちは!

徐々に陽気が秋めいてきましたね。
最近通勤途中に金木犀の気配がするようになってきました。
本日も穏やかな晴れの、鎌倉は小町通りよりお送りしております。

突然ですが、
この二枚の写真、見比べると少しだけ違うところが…

image1 (1)(鎌倉の紅葉のように、真っ赤で綺麗なコーラルですね!)

 

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この二本のバングル、実は同じ作品なのです。
くるくるくるくる回るモチーフ

スピナー

と申します。

ちなみにこちらはzuni族を代表するアーティスト、
Don Dewa
の作品でございます。

スピナーといえばドンデワ、ドンデワと言えばスピナー。
彼の代表作でもあります。

このドンデワ、素材にこだわり、上質な石しか使いません。
しかも彼の作品、表面を触ると驚くほど凹凸が無いんです。
これは実はすごいことで、
こういったインレイワークと呼ばれる技術は石をカットしてシルバーの土台にはめ込んでいる為、表面がでこぼこしがちなんです。
それをここまで綺麗に作れる数少ないシルバースミス。
ぜひ店頭で触って体感してみてください。

ちなみに、こんな作品も作っています。

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さすが素材にこだわってるだけあって、色合いがとても綺麗です!
デザインセンスも抜群。

そしてまた、写真のペンダント二点はスピナーです。

しかし!

スピナーを創るのは彼だけではありません。。。

 

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こちらのペンダント。

色彩と造りがとても美しい作品です。
とても手が込んでいますね。

 

くるくるくる…

 

くるくるくる…

 

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こんなにスピンします!まさにスピナーの真骨頂!
宇宙を感じますね~~

こちらは部族も変わり、ナバホ族の
Wilbert Manning
の作品です。

ズニ族とはまた違う進化を辿り、インレイの違った美しさを極めたアーティスト。
サンフェイスやフェザーなどの伝統的なスタイルをサイドインレイやカービング(削り)などを駆使して立体的に表現しています。

image3 (1)惚れ惚れします。

しかしこれらの作品もすべてアーティストが一点一点手作業で作成しているので、数が限られています。
特にインレイになると素材の微妙な色味の違いや、その時にアーティストが所持している材料の有無で全く違う作品になってきます。
ですので気になる作品があれば、早めのご来店、もしくはお問い合わせをおすすめいたします。

万が一売り切れてしまったら、「全く同じ作品」は作れません。

 

最後に、鶴岡八幡宮で毎年行われる例大祭のお知らせです。

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大迫力の流鏑馬(やぶさめ)は一見の価値ありです!
DonDewaもManningも、一見の価値ありです!

皆様のご来店心よりお待ちしております。

少数派のあなたへ

皆様こんにちは!
近頃一気に夏らしい陽気になりうだるような暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

ついにリオオリンピックが始まりましたね!
早速続々と日本人選手のメダル獲得が報じられ、私も暑さに負けず頑張らねば、、と後押しされているような気がします。

さて、今回はインディアンジュエリーの中でも少しマニアックな

少数部族

のお話をさせていただきます。

皆様、インディアンジュエリーと聞いてまず思い浮かべるのはどのような作品でしょうか。
恐らく多くの方がこういった作品をご想像されるかと思います。

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ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらは
ナバホ族
のアーティストの作品です。

インディアンジュエリーにあまり詳しくない方でも名前は知っている、という方もいるほど有名?な部族ですね。
他にもホピ族やズニ族など、、広く知られているのはこの辺のアーティストでしょうか。

では、いま第一線で活躍しているのは有名な部族のアーティストだけなのか?


答えは、否!です。
(参考までに、、鎌倉店のショーケースの中には全部で8部族ものアーティストの作品が収容されています。)

有名アーティストが少ないが故、なかなか知名度が上がらない少数部族。
一般的にはそれらはまとめてプエブロ族と呼ばれています。

古くからの文化を大切にしている部族も多く、なかなか作品も個性的です。
人と被りたくない!という方には特におすすめですね。

ということで、今回は二名のアーティストをご紹介。

Isaiah Ortiz/San Felipe
アイゼア・オルティス/サンフェリペ族
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ヘビーゲージのシルバーに糸鋸でカットを入れた作品です。
大地に降り注ぐ雨を象っているというこのデザイン、不意に頭の中に思い浮かんだそうです。
良い意味でインディアンジュエリーらしからぬ作風。コンテンポラリーな、現代アートのような作風。
今日本でもじわじわと人気が出てきています。

Kevin Pourier/Lakota
ケビン・ポーリア/ラコタ族
image2 (2)バッファローホーンの骨組みに美しく色鮮やかな蝶を浮かび上がらせたネックレス。
彼はバッファローにこだわり、アメリカンバイソン(アメリカンバッファロー)の角を素材として
パウダーインレイという技術を用いて作品を作っています。

毛皮は衣服に、肉は食料に、骨などは用具に..彼らラコタ族はバッファローの体の全てを感謝とともに無駄なく使うそうです。

 

少数部族の作品の魅力もアーティストのご紹介も、まだまだここでは書ききれないほどございます。
たまには少し目線を変えて、いつもと違うインディアンジュエリーをお手に取ってご覧になってみてはいかがでしょうか。
きっと何か新しい発見があるかと思います。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

プチプラ★インディアンジュエリー

 

 

image (4)こんにちは。
突然ですが皆様はインディアンジュエリー高級というイメージをお持ちではありませんか?私はそうでした。

いえいえ!
インディアンジュエリーの世界は本当にピンキリなのです。
確かに一線で活躍するアーティストもの、希少価値の高いターコイズなどはそれなりのお値段です。
一生モノのジュエリーを探すのが醍醐味ですが、こんなにお手頃でもハンドメイドのものがあるんだ!という世界をチラッと知って頂けたらなと思います。番外編感覚でご覧ください。

ということで、鎌倉店には2階に上がる階段の途中に2万円以下インディアンジュエリーコーナーを作ってみました!
(そのままお二階に上がると物凄い量の本格インディアンジュエリーが皆様をお待ちしております)

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こちらは数ある中の一部です。

 

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すべて2万円以下!

何でこちらのコーナーがお安いかと言いますと、ハンドメイドには変わりありませんがインディアンのシルバースミスが集まって量産しているものであったり無名の作家の作品であったりするためです。

お求め安いのでとにかくご好評頂いています。外国人観光客の方にも人気!お早めにチェックして下さいね。

私は常々思うのですが、税込みでインディアンジュエリーが買えるマライカはなんて良心的なんだろうと思います。‥自分の会社を褒めてすみません。

ただひとつだけ。

インディアンジュエリーは安ければ良いというものでは無いと思います。裏側まで見えてきて、アーティストの仕事にお金を払う。

このプチプラコーナーはたくさんのひとがインディアンジュエリーの扉を開けるキッカケになれば良いなと思います。まだ持ってないよーという方はぜひ覗きに来てください。

鎌倉店スタッフ、本日も全力でインディアンジュエリーの魅力を伝え続けます!

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Aaron Anderson 新作

皆様こんにちは!

インディアンジュエリーファン必見、Aaron Andersonの新作が入荷しました。

じゃん!

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tufa cast necklase /¥38.000

インディアンジュエリーには珍しい、トゥーファキャストのハート型ネックレスです。

※トゥーファキャストとは
ナバホ族のオールドスタイルで用いられる技法のひとつ。トゥーファストーンと呼ばれる石に模様を彫りいれ、二枚合わせて溶かしたシルバーを流し込んで形を作る。

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他部族との相性も抜群です!

Aaronの作品は、物だけ見るとごつい、、厳つい、、などの印象を持たれがちですが、実際着けてみるとなぜか絶妙にマッチングしてしまうんです。
そして存在感がありつつも他のアクセサリーの邪魔をしないので、単体着けでも他と合わせてあげてもきれいにまとまってくれます。
それも、アーティストの技術力とデザインセンスが高い証拠ですね!

インディアンジュエリーデビューとして。。
大切な方へのプレゼントに。。
いつも頑張ってるご自分へのご褒美に。。

この他にも人気のAaron Anderson、多数取り揃えております!

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↑上の画像をクリックするとオンラインショップ掲載中のAaron andresonの商品をご覧いただけます

オンラインショップに掲載されていない商品も多数ございますので、気になった作品があれば観光がてら是非お立ち寄りください!
※それぞれ一点ものとなっております。
売り切れてしまう可能性がございますので、ご来店はお早めに!

 

ご来店心よりお待ちしております。