こんにちは。
あと1ヶ月でXmasですね。
この時期にはお店でもレゲエ×クリスマスsongをかけますよ♪
もちろんこの時期限定で流しますのでスタッフも少し楽しみだったりします。
さて本日は、ズニ族のベテランアーティストをご紹介します。
インディアンジュエリーをお好きな方は一度は目にしたことがあるデザインかもしれません。
ターコイズをくるっと取り囲む蛇のモチーフ。このデザインはあまりにも有名。
Effie Calavaza(エフィーカラバサ)
女性アーティストです。
1928年生まれの、、、88歳でいらっしゃいます!旦那様のデュアンカラバサにメイキングを習い、共に制作をしていましたが
彼が亡くなってから1970年以降はずっと子供たちが中心にエフィーを支え、ファミリー全体で制作を行っています。
彼女らが使うごろっと贅沢なターコイズのナゲットは、アリゾナ州のスリーピングビューティやキングマンターコイズ。
澄んだ青空のような色に、表面は研磨し過ぎず石肌の粗々さを残したボリュームのあるターコイズ。
スリーピングビューティが閉山した今では、エフィーの価格は安いなぁと思ってしまいます。
リング(石一粒)15000yen
リング(石二粒)12000yen
バングル 35000yen
このようにエフィで固めてもいやらしさやゴテゴテしさを感じないのは、不思議と惹きこまれる理由のひとつ。
そしてターコイズだけでなく、真っ赤な珊瑚もターコイズと組み合わせます。
ここで面白いのは、中には赤目の蛇もいるという遊び心♪
バングル 59000yen
エフィーの描く蛇は輪郭がまるっとしていて、インレイされた目もくりくりっとしているので、蛇というモチーフとは裏腹に可愛さもあります。
お客様の中にはおじ様がガッツリとエフィーで決めている方もいらっしゃいますし、若い女性の方にも可愛い蛇と赤と青のコントラストが斬新で人気だったりと、老若男女問わず愛されるデザインです。
人気が故に模倣品も出回ってるとか。。。
流行れば便乗する世の中というのは寂しいものですが、きっとこのクオリティや愛くるしさはエフィファミリーしか生み出すことが出来ないので、いくら刻印までコピーしたとしても手に取ったらすぐ分かるんじゃあないかな、と思ったり。
“蛇”はインディアンにとっても、脱皮を繰り返すことから
生まれ変わり→成長するというポジティブなサイクルを表す意味があり、新しい環境でも適応し前向きにいられるというイメージがあります。
巳年の方のお守りにも。。
このブログを書くにあたって本でエフィーを復習していたら、顔写真を発見。
まだ少し若い時の写真?
とても美しいズニのおばちゃん!