皆様こんにちは!
近頃一気に夏らしい陽気になりうだるような暑さが続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
ついにリオオリンピックが始まりましたね!
早速続々と日本人選手のメダル獲得が報じられ、私も暑さに負けず頑張らねば、、と後押しされているような気がします。
さて、今回はインディアンジュエリーの中でも少しマニアックな
少数部族
のお話をさせていただきます。
皆様、インディアンジュエリーと聞いてまず思い浮かべるのはどのような作品でしょうか。
恐らく多くの方がこういった作品をご想像されるかと思います。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらは
ナバホ族
のアーティストの作品です。
インディアンジュエリーにあまり詳しくない方でも名前は知っている、という方もいるほど有名?な部族ですね。
他にもホピ族やズニ族など、、広く知られているのはこの辺のアーティストでしょうか。
では、いま第一線で活躍しているのは有名な部族のアーティストだけなのか?
・
・
・
答えは、否!です。
(参考までに、、鎌倉店のショーケースの中には全部で8部族ものアーティストの作品が収容されています。)
有名アーティストが少ないが故、なかなか知名度が上がらない少数部族。
一般的にはそれらはまとめてプエブロ族と呼ばれています。
古くからの文化を大切にしている部族も多く、なかなか作品も個性的です。
人と被りたくない!という方には特におすすめですね。
ということで、今回は二名のアーティストをご紹介。
Isaiah Ortiz/San Felipe
アイゼア・オルティス/サンフェリペ族
ヘビーゲージのシルバーに糸鋸でカットを入れた作品です。
大地に降り注ぐ雨を象っているというこのデザイン、不意に頭の中に思い浮かんだそうです。
良い意味でインディアンジュエリーらしからぬ作風。コンテンポラリーな、現代アートのような作風。
今日本でもじわじわと人気が出てきています。
Kevin Pourier/Lakota
ケビン・ポーリア/ラコタ族
バッファローホーンの骨組みに美しく色鮮やかな蝶を浮かび上がらせたネックレス。
彼はバッファローにこだわり、アメリカンバイソン(アメリカンバッファロー)の角を素材として
パウダーインレイという技術を用いて作品を作っています。
毛皮は衣服に、肉は食料に、骨などは用具に..彼らラコタ族はバッファローの体の全てを感謝とともに無駄なく使うそうです。
少数部族の作品の魅力もアーティストのご紹介も、まだまだここでは書ききれないほどございます。
たまには少し目線を変えて、いつもと違うインディアンジュエリーをお手に取ってご覧になってみてはいかがでしょうか。
きっと何か新しい発見があるかと思います。
皆様のご来店心よりお待ちしております。